高眼圧症

仕事や趣味の関係で目を酷使することが多いのですが、時々目の奥がものすごく痛くなって圧迫感のようなものを感じることがあり、ひどい時は頭痛がします。心配になって眼科へ行くと、眼圧が高いと言われました。
眼圧は高くなるほど視神経を圧迫しますし、緑内障のリスクも高まります。

私の父と祖母は緑内障で、家族歴があるとリスクがより高まるそうですが、私の場合は視野の欠損はなく、「高眼圧症」だと言われました。高眼圧症は緑内障に移行する可能性がないわけではないけれど、定期的に眼科へ通院して検査をするよう言われているので、その分緑内障になったとしても早期発見がしやすいと言われました。緑内障は早く見つけて進行を止める治療をすることができるのです。

それにしても目薬を習慣にするというのはなかなか慣れません。私は不同視弱視でもあるので、目を使う作業の時はメガネをかけるのですが、それに加えて疲労をとる目薬と、ドライアイ予防の目薬を1日数回点すように言われています。眼圧を下げる目薬は使い出したらずっと使うことになると言われましたが、あまり眼圧の高い状態が続くようになったら出してもらうことになるかもしれません。
私は高血圧で血圧を下げる薬も少量飲んでいるのですが、血圧と眼圧は関係しているらしく、血圧が高いと眼圧も高くなると医師から聞きました。ただ、緑内障は低血圧である方が進行するという仮説もあるのだそうです。

一度眼底検査を受けるように言われていたので、先日受けにいきました。
目薬で瞳孔を開いてから検査をするのですが、瞳孔が開くととても眩しく感じるのです。私は普段から眩しいと感じやすい方なのですが、瞳孔が開くに従って視野が明るくなり、ピントが合わなくなり、待合室のテレビを見ることができなくなりました。検査ではライトで目に光を当てられて、目を開けているのがつらかったです。

検査後4、5時間は元に戻らないということで、家に帰ってからも何もできずに横になっていました。「瞳孔を開くと眼圧が上がることもあるので、万が一、吐き気を伴う頭痛がしたりしたら、救急病院に連絡してください。そういうリスクを持った目なんです。」と医師に言われ、少し怖かったです。
結果的に眼底検査では何も異常はなかったのですが、色々リスキーな目であることはわかりました。

私は普段は裸眼でも困らない程度に右目が見えるので、何もかもがぼんやりとしか見えないというのはつらく、目を失っては絶対に困ると思いました。こうして画面を見つめて文章の推敲をすることも目がとても疲れますが、好きなことだから目をいたわりながら続けていきたいなあと思います。

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