ブドウ糖負荷診断再び
FreeStyleリブレで測定した血糖値データはこんなグラフで見ることができます。たとえば1月7日のお昼ご飯を食べた後、血糖値が214まで上がり、19時前に66まで下がっています。お昼のメニューは食欲なくて雑炊とゆで卵でした。
「反応性低血糖症」と言ってもよく知らないお医者さん、多いみたいなんですよ。かかりつけの先生たちに「低血糖症状がひどくなって…」と話すと、「糖尿病じゃないのに低血糖症状はないです」とか「食後に血糖値が高くなるのは当たり前です」とか「空腹時血糖値は正常ですよ」とか言われるんです…。
糖尿病内科には事前に電話で問い合わせました。「反応性低血糖症も診てもらえますか?」と。これまでの経緯を話すと、またブドウ糖負荷診断をしましょうということになりました。
結果は昔受けた時と同じでした。血糖値を下げるインスリンの出が強く、遅く、どんどん増加してしまうので、低血糖になるということでした。糖尿病2型への移行期にこういう状態になることはあるそうですが、私の場合は遺伝とか生まれつきの体質でしょうとのこと。
年末年始に低血糖症状がひどくなった原因は、ストレスとか食事の変化などいろいろ考えられるそうです。
血糖値測定データに毎日の食事内容もびっしり書き込んで持って行ったので、厳しく指導されたらどうしようと内心怯えていたのですが、なんか無理なくやれることを今の調子で続けてくださいねーって感じでホッとしました。食欲なくて作る気力もなくて、適当な麺類とか冷凍食品で済ませちゃえ!ってことも結構あるんですよね…。同じ反応性低血糖症でもあれもダメこれもダメと厳しく制限されている患者さんもいるようなので、たぶん先生によると思うんですけど。
あと、糖の吸収を穏やかにする薬があって、境界型糖尿病でも使えるということでした。膵臓の負担を減らせるので、将来的に糖尿病になるリスクを減らせるそうです。
ただ私、今でも結構な数の薬を飲んでいるので「これ以上増やしたくないんです~」と先生に訴えました。そしたら「頓服でもいいですよ」と。「たまには甘いものとか血糖値が上がるもの食べたいこともあるでしょうから、そういう時直前に飲んでくださいね」って。なんて優しいの~。
それでその薬をかかりつけで出してもらえるように紹介状も書いてもらえました。
紹介状を書いてもらったのは大正解で、反応性低血糖症をよく知らない先生に伝えるのにとても助かりました。
後日、薬の説明書を読んでいたら、重大な副作用のところに「放屁の増加」とありました。大変ショックでした。もともと呑気症とか過敏性腸症候群でお腹の張りとかガスには悩まされているので…。
でもたしかに飲み始めはお腹の調子が悪くなるような気がしたんですが、今はそんなに気になりません。飲んでおいて低血糖になった時はブドウ糖でしか回復しないそうなので、出かける時は持ち歩くようにしています。
これからもうまく付き合っていかなければなりませんが、相談に行ってよかったです。
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