発達障害と感覚過敏

発達障害というと、コミュニケーションの問題とか学習の問題などを思い浮かべる人が多いと思います。私も以前はそうでした。でも、知れば知るほどに実は発達障害は「感覚の問題」が大きいのだということがわかってきました。生まれつき「感覚過敏」の人が多いのです。

私は薬に敏感で効果も副作用も出やすく、主治医には人の半量でも良いくらいだと言われます。温度変化にも敏感で季節の変わり目には体調を崩しますし、体内のホルモン変動などにも敏感で自分の排卵期が感覚でわかったりします。そういうことから主治医にはおそらく感覚過敏だろうと以前から言われていました。
感覚過敏について知るようになり、今になって考えると身に覚えのあることがたくさんありました。

例えば、私は子供の頃、水がとても苦手でした。顔に水がかかるのも極端に怖がっていましたし、シャンプーも怖くて怖くていつも「頭洗わない」と言っていました。親は何も知らないので慣れさせるしかないと思ったのでしょうが、海やプールに連れて行かれて親にしがみ付いて離れなかったり、頭から水をかけられて大泣きした記憶もあります。水泳の授業はただ苦痛でしかなく、いつも朝からお腹が痛くなりました。大きくなるにつれ、水遊びしながら多少の泳ぎも覚えましたが、今でも水仕事はちょっと苦手です。

他に、子供の頃はタイツやブルマ、タートルネックが大嫌いでした。締め付けるものは未だに苦手ですし、チクチクするような肌触りの服も苦手です。そして、着替えそのものが好きではありません。赤ちゃんの時からわずかな刺激にも敏感で、すぐ起きてしまうので寝かしつけるのが大変だったと母親が言っていました。

においにもとても敏感で、周囲の誰も気付かないにおいに真っ先に気付くことがよくあります。まぶしくていろんなにおいのするデパ地下の食品売り場などは苦手です。香水とか香料とか何か強いにおい(好きじゃないにおい)を感じる場所には長くいられません。

味が混じるのが苦手で三角食べができません。いつも同じ好きなものを食べることが安心なので、外食に行っても同じものばかり注文します。まだ食べたことないものを食べてみたいとはあまり思わないので、創作料理のお店などでは何を食べたらいいのかわかりません。

大きな音や幼児の泣き声が苦手です。すごく驚いたりストレスを感じます。耳は良い方で小さな音にもよく気付くのですが、テレビを見ている時に何か音を立てられると、かなり音量を大きくしていてもセリフが聞き取れなくなります。

…こんな具合に挙げていくといろいろあります。自分もそうだと思う方もいるかもしれません。刺激に対する耐性の問題かと以前は思っていましたが、そもそもの感度が違う場合もあるのだと知りました。
大きくなるにつれあまり気にならなくなったこともあれば、今も苦手なこともあります。ストレスに耐えなければならないこともありますが、原因がわかっていれば軽減するよう工夫をすることもできるので、自分が何に敏感でストレスを感じるのか、知ることが大切だと思います。

スポンサーリンク

シェアする