家事は大変

家事は必要なことですが、あまり好きではありません。原因の1つは私の苦手な水仕事が多いからだと思います。それで、今は洗濯と掃除をできる時にやるようにしており、料理と水仕事(お風呂掃除など)はパートナーがやってくれています。洗い物は食洗機を買ってからとてもラクになりました。

私も以前は料理をやっていましたが、鬱がひどくなってからはあまりやらなくなりました。食欲がないので食材の買い物も気が進みません。料理をする時はいつもレシピに忠実に行い、分量もきっちり計るようにしていました。だから味付けはまず間違いなかったのですが、いくつものおかずを同時進行でそういうやり方で作るのがとても大変でしたし、複数人分は作る量の調整が難しくて、できあがりが少なすぎることもありました。

洗濯は洗濯機に任せれば良いのですが、やっていることを忘れてしまって、朝洗濯機のボタンを押したのに、夕方になって気づくことがしょっちゅうあります。また乾かした洗濯物をたたんでいる時に何か他のことを思いついて気をとられると、たたんでいたことをすっかり忘れてしまいます。
豆知識っぽいことはよく覚えているのに、ついさっきのことは忘れてしまうのです。パートナーが「戸棚にパンが入っているから食べてね。」と言っていたのもすっかり忘れるので、棚に大きなメモが貼り付けられていることがあります。自分でも紙に書いて貼る、タイマーをかけるなど、うまくやるためのコツがあるはずですが、それを習慣的に取り入れるのがなかなかできていません。

掃除は体力を使うのでなかなか腰が上がりませんが、やりだしたら丁寧にやる方です。でも片付けは中学生くらいまでできませんでした。部屋に脱いだ肌着などをほったらかしにしていて、家庭訪問の時に先生に呆れられたこともあります。片づけを始めると、出てきたものに気を取られて作業が止まってしまいます。
今は、ものの位置を決めてそこに戻すようにしているので、何がどこにあるか大体把握しています。でも自分のテリトリー以外は、散らかってしまうこともあります。散らかっているようでもそれなりにこだわりを持ってその場所に置いていたりするので、人に勝手に置き場所を変えられたりするのは嫌いです。計量カップは私にはなくてはならないものなのですが、たまに置き場所が変わっていると、見つけられずにパニックに陥ります。

大掃除とか皆で料理とか、大勢で何かをする時、役割を与えられるか具体的に指示をされないと、突っ立ったままになってしまいます。何かしなくてはとは思うのですが、どうしたらいいかわからないのです。目の前に自分のやるべきことがあると安心します。
また、お客さんが来た時におもてなしをするのも苦手です。タイミングよくお酌をしたり、気の利いたおつまみを出したり、そういうことがうまくいかない上にとても緊張するので、人を家に招くのが苦手です。(幸いパートナーが料理やおもてなしが上手なので助かっています。)

家事は誰でもやっている当たり前のことと思われるかもしれませんが、色々段取りが必要だし、得意不得意もあって大変なことだと思います。私は体調が悪いと体力的に家事ができないこともありますが、できる時にはできる限り自分のやれることをやるようにしています。それは自分のためでもありますが、色々サポートしてくれるパートナーの負担を少しでも減らしたい気持ちがあるからです。

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