合う靴がない2

私の足が小さいために合う靴がなかなかないという話を以前にも書きましたが、先日シューフィッターのいる靴屋に行って、改めて合う靴の選択肢がとても少ないことがわかりました。

足を測ってもらったのですが、左右で長さが少し違い、甲高だけど薄くて細幅、足首とかかともめちゃくちゃ細いと言われました。やはり市販の靴は幅が大きすぎるものが多いそうです。こういう足だと特に難しいのはサンダルとかバレエシューズのように足にピタッとする(はずの)靴。私はピタッとしたものに出会ったことがほとんどありません。そのせいかよく靴擦れします。

お店にあるサンダルをいくつか合わせてもらったのですが、かかとを合わせて甲と足首をマジックテープで足に合わせてホールドするタイプだったので、さすがにぴったりフィット感がありました。かかとが安定するとこんなに気持ちが良いものかと思いました。しかしお値段もすごい…。
お店はドイツのコンフォートシューズのメーカーでしたが、インポートの靴は細幅が多いそうです。長くメンテナンスしながら履くことができるなら、合わない靴をちょこちょこ買い替えるより経済的かもしれません。

いろいろ情報を集めていてわかりましたが、細幅の足の人はこんなもんだと思って合わない靴ばかり履き続けて、足が変形したり身体をおかしくしたりする人が多いみたいです。靴はかかとから爪先までの長さだけでなく幅が合っていないといけないのですが、私も足が左右に泳いでしまう靴ばかりでした。私は外反母趾のために左右のワイズ(足囲)が違っていて自分で測るとC〜Dくらいですが、日本で販売されている靴の多くはEEとかEEEです(Aに近づくほど細い)。細幅を開発しているブランドもあるようなのですが、はき心地に加えてデザインも好みのものとなると、やはり選択肢は少なくなるなあと思いました。

それにしてもなぜ日本の靴屋にはあたりまえにシューフィッターがいないのでしょうね。靴は姿勢や健康にとても影響のあるものなのに、自分に本当に合ったものを選ぶのがとても難しいです。
そしてなぜ学校の体育の授業で正しい立ち方や歩き方を教えないのでしょうね。日本人はO脚が多いし、街中で見ていても内股とか変な姿勢で歩いている人がとても多いです。骨格は大人になるとどうにもならない部分もあるので、成長期にちゃんと合った靴を履いて、正しい姿勢を身につけておけばかなり違ったんじゃないだろうかと思うのです。これは私が体験的に得た考えですが、過去にバレエを習って姿勢について意識するようになったことも関係しています。

私は年中身体のあちこちが痛いのですが、今まで整体やカイロプラクティックなどに随分お金を費やしました。足首、膝、股関節、腰などの痛みに悩まされている人は、靴が合っているのかどうか見直してみるのも1つの方法かもしれません。

スポンサーリンク