花粉や黄砂やPM2.5などいろんなものが飛ぶ季節なので、鼻うがいをされている方も多いと思います。私はもう10年くらい前だったか、後鼻漏に良いと知って始めました。

学生の頃に、鼻からストローで吸って口から出すとすっきりするとクラスメイトが言っているのを聞いて、プールで鼻に水が入った時のようにつらそうだなと思ったのですが、これが真水ではなく生理食塩水でやるとツーンとしないんです。なぜなら生理食塩水は、人間の体液にとても近いからだそうです。

それで耳鼻科で鼻洗浄をしたのをきっかけに、まずは「ハナノア」という商品を買いました。

指でキュッと押して中の洗浄液を鼻に入れるタイプのもので、ミニボトルと洗浄液がセットになっています。
これは私はいまひとつ上手に使えませんでした。ボトルが小さいからでしょうか。でも洗浄液だけのものも売っているので、携帯に便利だと思います。

もっと病院のものに近い感じの洗浄器が良いのではと思い、次はタイヨーの「ハナシャワー」を試しました。

これは洗浄液が250ml入り、ポンプを押すとノズルの先からビューっと洗浄液が出てくるタイプです。
私は随分長く使いましたが、ゴムが劣化して使えなくなることはなかったです。ただ容器がプラスチックで煮沸洗浄などできないので、少し手入れが面倒に感じました。

それでたどり着いたのが、ニールメッドの「サイナス・リンス」です。

結局またボトルタイプに戻りました。これは1回あたりの使用にちょうどいい240mlが入る上に、キャップとボトルを外して毎回水洗いが簡単にできることと、使用前に電子レンジで温めることができるという点が決め手でした。
使ってみて、水圧がちょうど良いことも気に入っています。

洗浄液は自分で生理食塩水を作るようにしています。2.5gの極小さじにすりきり一杯弱の食塩をぬるま湯(浄水)に入れるとちょうど良いです。

私は鼻うがいを調子が良い日で0〜1回、悪い日は2〜3回おこなっています。後鼻漏で鼻をかんでも出ないし、鼻と喉の間にずっと何か違和感があるというような場合に、鼻うがいをやるととてもすっきりすることが多いです。後鼻漏のひどい時期は鼻うがいなしでは毎日過ごせないほどでした。ただ、1日2回くらいにとどめておく方が、粘膜のためには良いそうです。

副鼻腔炎にかかった時も、毎日の鼻うがいで驚くほど早く治ったことがありました。ただ、副鼻腔炎であまりにも鼻づまりがひどい場合などはかえって鼻うがいがよくないこともあるそうなので、医師にも相談した方が良さそうです。
私の経験では鼻づまりがひどい時にやると、うまく水を出せなかったり耳の方に水が入ってしまいやすいように思います。

顔を横に傾けると、上になっている方の鼻の中にある水が下の方へ移動するか、鼻から出てくるので、角度を調整すると無理やり鼻をかまなくても水が出てきます。鼻うがいをした後に横向きに寝ていると、また奥からダーっと出てくることがあります。

鼻うがいは古今東西にある健康法のようですし、自分でできるケアとしてとても簡単なのでオススメです。

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