スピリチュアル・ハラスメント

先日、妹が霊能師に見てもらったとかで、怒涛のようにメールを送って内容を知らせてきました。妹は霊感が強く色々不思議体験をしたとかで、スピリチュアルなものにかなり傾倒しています。霊に憑依されやすい体質と言われたそうで、最近は体調の悪さまでそのせいじゃないかと言い出しました。

私は自分の未来だとか前世の話をされることで気分を揺さぶられるのが嫌なので聞きたくないのに、妹は勝手にそういう話をしたり、家族のことまで尋ねて結果を知らせてきます。さらには鬱の時はアドバイスなどされたくないのに、そういう気持ちをわからない(伝えても、信じる信じないの話にすりかえられる)のです。

そもそも自分に霊感があるという話をしだしたのは彼女が大人になってからの話。霊感を得るのに年齢は関係ないのかもしれませんが、それが本当に霊的なものなのか、あるいは何か病的なものだけれど霊的なものと信じたいのか。確かに霊が見えたり不思議な力を持つ人もいると思うのですが(祖母も霊感が強かった)。どちらが本当なのかはわかりません。

妹に関して言えば、自分の弱さを自覚していてもそれを受け止められず、なんでも霊などの見えないもののせいにしたいのではないか、除霊さえすればすべて解決すると思いたいのではないか、そういうふうにも思えます。外に原因を求める方がラクですしね。
結婚していた前夫の家族もかなりスピリチュアルなものに傾倒した人たちでしたが、自分たちの目で判断したり、話し合うことをせずにそういうものを頼るところがありました。

私自身も病院巡りをしてもどうしようもなかった頃などに、霊視をする人を訪ねたことは何度かあります。言われたことで当たっていたと思うこともありますし、そういう力を信じないわけではありません。信じる部分もあるからこそ自分の未来は望まない時に知らされたくないのです。
私の病気の原因は、生まれつきの自分の体質や過敏さに加えて、家族や他人とのコミュニケーションの問題や、合わない環境でのストレスなどいろいろなものが絡み合っていると主治医に言われています。それを苦しみながらも受け止めつつあるのに、何も知らない人にそれは霊のせいだとか先祖のせいだとか言われたくないのです。

悶々としていたら、「スピリチュアル・ハラスメント」という言葉があることを知りました。あらゆることを前世などに関連付けたり、望んでない人に霊視をしたり、自分で招いた試練だとか言ったりすることです。まさにこれだ、と思いました。「子供は自分で親を選ぶ」とか「すべては今世に生まれる前に自分で決めたこと」だとか、そういう言葉に嫌な思いをしたこともあります。
誰もが自分と同じやり方で救いを得られるわけでないことは、心に留めておかねばなりませんね。

スポンサーリンク

シェアする