散々な年明け

年末年始に実家に帰省してグッタリして戻ってくるのは毎度のことなのですが、今年は特にひどかったです。

今回は猫を連れて3泊帰省しました。
父親は調子が上向いていたのにまた悪くなったとかで、1日ほとんどリビングのソファに寝ていました。ベッドのある2階には上がらずずっとリビングで寝ていて、それでいてテレビや音楽の音を下げてくれとか言うので家族も皆好きなように動けません。たいして会話もせずそれぞれが自分のことをやっている家族なので、私はその空気と安らぐ居場所がないことに耐えきれず、しばしば2階に上がりました。2階には犬に吠えられるので1階におりていけない猫がひとりぼっちです。そこで猫と寝て過ごしていると、何のために帰ってきたんだろうと思いました。

父は病識がないように見えます。典型的なうつ病とは違うけれど、難病の症状でうつ症状が出ているようです。だけど、全部をうつのせいにしすぎで、それは難病が進行していることを認めたくないからだと思います。そのことは本人が向き合うしかないのだけれど、自分と私の病気と比べて私の方が軽いような言い方をします。私の苦しみをまるで理解していない、そんな発言をこれまで何度もしました。自分が一番不幸だと思っているかのようです。

それで私は今回何かがプツリと切れた感じがして、声を荒げました。「私だって死にたくなるような思いをしている」と。精一杯抑えましたが怒りと悲しみで声が震えました。家族の誰もフォローしてくれませんでした。

母は父の嫌いなものは作らないのに、私のはアレルギーも覚えてくれず、平気でおかずに出します。今回もそうでした。口では私の病気を理解しているようなことを言いますが、実際はちっとも理解していません。実家に帰る精神的ストレスで毎回躁転・鬱転していることも気付いていません。

年明けに病院へ行った時、主治医に話をしたら「これはきついね」と言われました。「自分を守るために自分を優先していい。家族のルールを優先する必要はない。」とも。その言葉はありがたかったです。私はもうできるだけ家族と関わりを持たないようにしたいと思いました。なぜそうするのか、1度はぶつけてみてもいいのかもしれませんが、それもまたエネルギーがいることです。そのことを考えると気が重いです。親のコントロールから抜け切れていない自分を痛感します。

実家から帰省して、休みが明けた途端、インフルエンザにかかりました。やっと治ったと思ったら今度は帯状疱疹にかかりました。心と身体のストレスがドッと出た年明けでした。

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