生理前と薬の効果

以前、薬の少量投与の話を書きましたが、私はある抗精神病薬を通常の成人の4分1量処方されています。その量で効果が現れたのです。最初は。
最初の1〜2ヶ月くらいは調子のいい状態が続いていたのですが、徐々にあまり効果を感じないことが増えてきました。それで飲むのをやめて、しばらくしてまたトライしようと飲み始めると、最初はまた効果を感じるものの、それからしばらくするとまた感じなくなり…ということを数回繰り返しました。これは単に「慣れ」の問題なのでしょうか。

もう1つ感じたのは、他の薬にも言えることなのですが、どうも生理10日前くらいから薬の効果が薄れる気がするのです。PMSがいつもよりきつくなかったと感じた時もあったのですが、飲み始めに軽躁っぽくなった時期と重なっただけかもしれません。治療をする以前よりはまだマシな気がするのですが、薬が効いているなと感じる時に比べると、ほとんど飲む前と変わらないと思えるレベルに下がります。ADHDの薬を試した時もそうでした。ホルモンの力には勝てないということなんですかね。SNSで検索などしてみると、生理前に薬の効き目が弱まると感じるとつぶやいている人を結構見かけました。

それで先生に相談して薬を増やすことを試したのですが、1錠飲んでいたのを1錠半に増やしたら、途端に手の震えが出ました。「それは副作用ですよ。」と言われ、あまり増やせそうにないという結論になりました。

私はこの薬を止めた時、喉元が突っ張る・飲み込みにくいという不快な症状が出ました。脳内のドーパミンなどの量が変わるからだろうと理解していますが、それを防ぐには、薬を4分の1に割って、数日〜1週間ごとに薬を減らしていくという方法をとるしかありません。だから逆に考えると、もしかしたら半錠いきなり増やすのは私には多かったのかもしれません。

それで今は薬を1錠プラス4分の1錠飲んでみるようにしています。少しは良いような気がするのですが、やっぱり生理前は効果が薄れている気がします。少しはマシだと感じるところは、被害妄想的になったり嫌なことを思い出してイライラしたりすることが減っているという部分です。でも漠然とした不安感がとても強いのです。徐々に増やせばもう少し安定するのか、それともいずれ効かなくなるのか…。今のところ副作用もあまりないので、生理前だけ薬の量を増やすとかで対応できればいいなあと思っています。

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