献立の対策

もともと食に関してはあまり興味がないというか適当なタイプなんですが、鬱になってからは食欲がガクッとなくなって困ることが増えました。

そのくせ以前にも書きましたが、何かに没頭すると食事を忘れてしまい、低血糖症状が出るというやっかいな性質のため、極力ちゃんと食べなければならないと心に留めてはいます。
ですが、食欲がないものはないので、インスタント食品の入った引き出しの前で何を食べたらいいかわからず、いつまでも座り込んでいたりします。どれを食べようとしても頭の中で欲しくないと思ってしまうのです。朝、何に着替えようか決めることもなかなか難しい時があり、全体的に決断力が鈍るような気もしています。

以前料理をしていた時には、うまく献立ができた時には食卓の写真を撮って、撮り溜めたものをローテーションするということをやっていました。食材やお惣菜を買うのも大変ですが、献立を考えるのは一苦労ですよね。今はパートナーが料理をしてくれていますが、私の様子を見かねて献立ボードを作ってくれました。

冷蔵庫に何があるのかとか買わなきゃいけないものなどを普段は書いてあるのですが、パートナーが出張の時や、取り立てておすすめのものがある場合にここに献立が書かれます。

彼女は食べ方にとてもこだわる人なので、作ったものをこういうふうに組み合わせておいしく食べて欲しいという思いがとても強いのです。いつもきっちり朝昼晩の献立が決まっているわけではなく、朝は大体決まったものを食べますし、昼も麺類など簡単なものを食べることが多いのですが、これが冷蔵庫にあるよとかこれを早めに食べといてねとか書いておいてくれるのはとてもありがたいです。

食べるものも決められないのかと少し情けない気持ちもあるのですが、主治医も「それはわかりやすいですね。」と言ってくれました。何も考えられない時でも淡々と書いてある通りに食べれば良いので助かります。

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