イヤーマフを買ってみた

私は子どもの頃から感覚過敏ですが、鬱のせいなのか、昔より過敏になっているような気がしています。特に音に関しては困ることが多く、人のケンカの声で過呼吸になったり、近隣の子供の泣き喚く声で不眠になったりもしました。調子が悪い時は特に、普段気にしないものまでも気になってイライラしたり具合が悪くなったりします。

聴覚過敏の人の間で耳栓が話題になっていて、睡眠時にも使えるということで色々調べてみたのですが、私は元々耳栓やイヤホンが苦手なのです。耳の中にものを入れるという感覚も嫌だし、耳垢が湿っているタイプ(日本人は少ないそう)なので、そこに入れるというのがなおさら嫌で…。やはりどう考えても無理そうなので、イヤーマフを探してみることにしました。それで購入したのが、3MのH6F/Vです。

イヤーマフというものがあることは以前から知っていたのですが、なぜか手を出さずにここまで来てしまいました。最近では聴覚過敏の人から静かに過ごしたい人まで、わりと広く使われているみたいなので、もっと早く探せば良かったです。

このイヤーマフの良い所は、こんなにコンパクトになる所。折りたためて軽いので、外出の時も持って行けそうです。レトロなデザインも好み。

ヘッドバンドは薄いですがしっかりしています。イヤーカップはとても柔らかく、メガネをしたままでも私は気にならないです。

気になっていたのは側圧で、たしかに長く付けたらつらいかなと思うくらいにはきついです。でもヘッドバンドを少し広げてから使えば良いという情報を得たので、自分の顔幅より少し広めに本を重ねて挟んだり、少し手で広げてみたりしました。ヘッドバンドの素材によるかもしれませんが、私が買ったものは合皮と金属なので、最初よりも広げることができました。(密閉するためきつめになっているので、広げすぎには注意です。)

肝心の「音」ですが、思ったより静かになります。数メートル以内の台所の音やテレビの音など、聞こえはしますが音量が下がります。音が刺さるように感じる時など、ラクになると思います。

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