帰省のストレス
先日、半日留守にするから父の所へ来てやってくれないかと母から連絡がありました。今年はお盆は帰れず、少し涼しくなってから1度帰りましたが、実家に帰省するのはどうも気が重いのです。盆と正月は帰るのが当たり前みたいに言われて育ったので、帰らないなら帰らないで良心の呵責というか、落ち着かない気持ちになるのですが、帰るとすごくエネルギーを使うので、たいてい後から調子を崩します。
学生の頃などは長期帰省すると具合が悪くなって寝込んだりするので、「実家に帰って気が緩むからだろう」などと言っていたのですが、今はあきらかにエネルギーの消耗しすぎや調子の悪い父の影響を受けてしまっていると言えます。母は「なんでうちに来ると調子崩すのー!?」とか腹を立てたように言うのですが、それもまたしんどいのです。
実家に帰るストレスの原因は
- 父の調子が悪く気を使う、見ていてつらい
- 母が話をよく聞かない
- 調子良さそうと言われるのがしんどい
- 誰かが席を立つたびに犬が吠えまくる
- 猫を連れ帰っても2階に放置(犬が仲良くできない)
- 生活ペースが違う、エアコンの温度が寒い or 暑い
などなど。父は私が来ると病気の話をしたがるのですが、自分はいつもつらいばかりだということと、(それに比べて)私は調子が良さそう、寝込むようなことはあるのかという話を毎回します。
私は頭痛薬を飲み、湿布を貼って、車に乗せてもらってやっとの思いで来ているわけなので、そりゃあ家に来られるだけの元気はあるけどいつだって調子の悪いところがないわけじゃないし、寝てばかりで何もできない日だってあるよ、と思うのです。それでも病気にばかり向き合っているのはつらいので、買い物したり物作りしたり、どうにか楽しくしたいと思っているだけです。父は病気で身体が思うように動かなくなっているからそのストレスは相当なものだろうけど、その苦しみと私が抱えてきたものを比べることはできないですからね。何か比べられているような気がするのです。
双極性障害と鬱の症状は似ている部分もあるけれど、双極性は波があるし、個人差もあると思います。ずーっと調子が悪いと感じている人から見ると私のような上がったり下がったりしている人間はまだいいじゃないかと思うのかもしれませんが、波があるだけに調子の悪い部分を人から理解されにくいところが、双極性のつらさなのではないでしょうか。上がりすぎている時だって決してラクじゃないんです。
先日実家に帰った日は母もいなかったので、父とパートナーと3人でお茶を飲んで話をしたのですが、父は口数も少ないし、私は間が持たないのがつらいので必死で話し続け、その結果、父には「今日は調子良さそうやね」と言われ、パートナーには帰りに「無理しすぎだよ」と言われました。
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