楽器の独学は録音すべし

とうとう肩をやってしまいました。左肩がひどい凝りで首が回らなくなりました。ここ数日揉んだり湿布を貼ったりして、やっと少し回復してきたところですが、アコーディオンの練習は我慢できずに軽めに続けています。どうも蛇腹を閉じる動きで肩に負担をかけてしまったようです。

私はひどく緊張しやすいです。アコーディオンを練習するにあたり自分で録音をするようにしているのですが、録音ボタンを押すだけで動悸が走り汗をかき、いつも以上にミスの多い演奏になってしまいます。だから、その緊張を克服しながらいかにミスなく良い演奏をするかも課題にしています。そんな具合なので、人前で演奏するようなことはまだとてもできそうにありません。

それにしても録音することは自分の演奏を客観的に聴くことにとても役立ちます。
私の場合は、左手の伴奏の「ブンチャッチャ」の力加減が、初めは「ブン」も「チャ」も同じくらいだったのですが、それだとワルツの伴奏が際立たないことに気付き、「ブン」を強く、「チャ」は軽くするように改善できました。前回の記事でアップした音声だとまだそれができていません。
また、リズムを一定に保っているつもりでも、速くなったり遅くなったりしているもので、録音したものを聴いてみるとそれがよくわかります。そこでメトロノームを使って練習すると、安定したリズムを刻めるようになります。
こういうことは教室で習っていれば指摘してもらえるのでしょうけど、独学だと気付きにくいので、やはり録音は欠かせないと思いました。

さらに録音したものをちょこちょこ残していくと、1週間前、1ヶ月前の演奏を聴き直した時にとても下手だった(上達した)ことに気付かされ、モチベーションアップにつながります。毎日練習していると、なかなかうまくならないことに落ち込んだりもするのですが、録音したものがあればちゃんと上達していることを感じられるのです。やっぱり人間は褒めてもらうことも大切なんですね。いつかある程度自信を持って弾けるようになったら、発表会のような場に立ちたいという気持ちも起きるのでしょうか。

余談ですが、アコーディオンの音ってとても眠気を誘う気がします。音が柔らかくて心地いいんですよね。ずーっと聴いているとウトウトしてしまうことがあるのです。それで最近は、アコーディオンの曲を眠る前に聴くようにしています。不眠にも効果的かもしれません(?)

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