重いアコーディオンを弾くために
ボタン式アコーディオンを始めてそろそろ1カ月です。フランス語の教則本を翻訳アプリで訳しながら練習しています。やっぱり鍵盤とはずいぶん勝手が違ってもどかしいこともあるのですが、鍵盤にはない便利さも感じ始めていて面白いです。
楽器の大きさはこれまで弾いてきた鍵盤式とほとんど変わらないのですが、重さが1.2kg重くなりました。プロの方にしてみれば全然軽いほうだと思うのですが、なんせ体力のない私なので、この差はなかなか大きいです。それで改めて、楽器の持ち方や演奏姿勢なども試行錯誤しています。
いろんなプロの演奏家の写真やブログ、さらには赤ちゃん用抱っこ紐など見て、自分で試してみたのは、「背バンド(バックストラップ)」です。立奏する場合は肩への負荷が大きいので、背バンドを複数付ける人が多いようなんですが、座って弾く場合も、ベルトが肩から落ちるのを防いだり、身体と楽器の安定を良くしたりと役に立ちます。
鍵盤式では細い紐1本だけでも平気でしたが、今回は背中の上の方に1本、腰に1本が良さそうです。背中は手を下から回すと届かないですが、首の後ろで付けて下にずらすと良い具合です。背バンドの位置だけでなく、両脇のベルトの長さ調整も大切です。
始めは練習の後、肩や背中が痛くて息苦しいほどでしたが、すごくラクになりました。
あと、家に自分に合う椅子がなくて、ずっと足台を使ってきたのですが、チェロ椅子というものがあることを知って、思い切って購入しました。(こういうの↓)
ピアノ椅子より低くて、楽器の練習とか、私のような身長の低い人にぴったりだと思います。座面の硬さ具合も良いし、何より身体に合う椅子って素晴らしいですね!
最近は、重い楽器を抱えたり下ろしたり、そして練習の後は日課のヨガをやるのですが、これが随分良い運動になっていて、筋力が付いてきました。
二刀流目指して練習します。
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